| 平成20年4月16日 文教常任委員会 |
2 閉会中の継続調査事件 「学校教育の充実について」を議題とし、「私学教育の充実支援」について、教育課長の説明を聴取した。 森脇保仁 平成17年度から平成19年度までに、中学校の生徒数が約600人増加していることは、少子化の中で奇異な感じがするが、公立学校の減少分が私学に流れたということか。 学事課長 基本的に、私学に行く生徒がふえてきているのは事実である。 森脇保仁 私学の内容が充実して私学へ行きたいということであればよいが、以前、大学の有名校への合格者数を嵩上げするため、学校が特定の生徒に受験料を負担し、複数の大学を受験するよう勧めていた事例があったが、その後、過度な受験競争を防止するため、どういう改善がなされたのか伺いたい。 教育課長 約600人の増加理由については、平成16年3月に2校の中学校を認可していることが主な要因と考える。 また、進路指導の一貫として学校が特定の生徒に複数の大学を受験することを勧めることはあると思うが、学校が受験料を負担することは適当でなく、合格者を公表するに際しても誤解を招くような表示をすることは、中学校の生徒や保護者が間違った行動をとる可能性があり、学校の姿勢が問われることになることから、昨年8月、受験料負担の自粛や正確な公表について日本私立中学高等学校連合会における申し合わせがなされており、各都道府県への通知を踏まえ、現在、各私立学校は改善の取り組みに努めているところである。 森脇保仁 私学は大変厳しい競争の中にあることから、成績のよい生徒に多くの学校を受験するように勧めることもあると思うが、例えば、実際の進学者数を公表する制度などルールづくりについて行政がアドバイスを行ってもよいのではないか。 教育課長 私立学校については各学校の自律性に基づいて運営されているため、行政が一定のルールをつくって指導することは困難である。 3 そ の 他 森脇保仁 今年も卒業式や入学式のシーズンとなり、地元の学校の式典に出席したが、児童生徒が君が代が歌えなかったり、国歌斉唱の途中で着席したりするなど、ほとんどの学校で適切に国歌斉唱が行われていなかった。学校行事において国旗を掲げ国家を斉唱することについて、学習指導要領ではどのようになっているのか伺いたい。 義務教育課長 学習指導要領では、国歌斉唱については、小中学校の音楽の授業で君が代を歌うように指導するとともに、国旗を掲げ国歌を歌うことについては、特別活動の儀式的行事の中の入学式、卒業式において行うほか、入学式、卒業式は厳正な雰囲気で行うよう定められている。 なお、その他の行事については適宜、学校長の裁量に委ねられている。 森脇保仁 音楽の授業で教えるとのことであるが、宝塚ではどの学校も音楽の授業では教えておらず、実際歌える学校は37校のうち5校程度ではないかと思う。校長の権威も損なわれるような異常な事態が続いていると思うが、そのようなことが事実であれば是正指導するのか。 義務教育課長 宝塚地域においてそれが事実かどうか調査を行い、事実であれば是正指導を行いたい。 森脇保仁 宝塚の学校における入学式等での国歌斉唱の実施率については、かつて100%から0%に訂正され、翌年度に再度100%に訂正された経緯があるが100%実施は事実と異なるものである。3年ほど前にやっと5校ほどが歌ったと聞いており、これは宝塚だけではないと思うが、せめて宝塚だけでも実態調査をしてはどうか。 義務教育課長 先ほど申し上げたように、この件については調査を行い法令に違反するような行為があれば是正指導してまいりたい。 |
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